ポケモンGOに限らず、ゲーム画面の操作・プレイを動画で撮影したいと思っている方は多いのではないでしょうか。
動画はスクリーンショットよりも臨場感があり、より多くの情報を伝えることができます。
今回はそんなiPhone画面の動画撮影をする方法についてまとめてみました!
自分が撮影するにあたりつまづいた点が何個かあったので、誰かの参考になれば幸いです!
目次
はじめに
今回は①MacPCを用いた方法と ②iPhoneのみで完結できる方法(Air Shouを利用)を紹介します。いずれも利用するアプリは無料です。
それぞれのメリット・デメリットを表にまとめておきます。有料ソフトを使用する方もいますが、自分が使った限り無料のもので十分なクオリティだと感じました。
ここからはそれぞれの方法の詳細について説明します。
1.MacのPCを利用する方法
MacのPCが利用可能な場合はこちらの方法一択です。以下の方法でとても手軽に画面動画が撮影できます。
①まずMac とiPhoneをUSBケーブルで接続し、「アプリケーション」にある「QuickTime Player」を立ち上げます。 ※QuickTime PlayerはMacに標準搭載されています。
②QuickTime Playerの上部のメニューバーから、「ファイル」→「新規ムービー収録」を選択します。すると画面のミラーリングが開始されます。
③カメラ・マイクを共に「iPhone」に設定した上で、録画ボタンを押すと動画が撮影できます。撮影後は「ファイル」→「保存」により動画ファイルが生成できます。
あとは適宜iMovieなどの動画編集ソフトで、長さやエフェクトなどをアレンジして利用できます。
以上のように、特に複雑な設定も不要でとても簡単に高品質の動画を撮影することができます。
この方法のデメリットは、MacのPCが必要であるという点です。Windowsではできませんので、Macを持っていない方は2つ目の方法を参考にしてください。
また、この方法を利用した場合には時刻が「9:41」で固定表示となります*1。
2.AirShouを利用する方法
※留意事項
Appleは「別のアプリからの情報を取得するアプリ」を正式には認めていません。
今回紹介するAirShouも別のアプリの画面情報を取得するものため、非正規のアプリとなっています。利用実績は多いアプリではありますが、ご利用は自己責任でお願いします。
iPhoneアプリ「AirShou」を用いることで、iPhoneだけで完結して動画撮影・編集が可能です。ただ、設定や編集のためには少し準備が必要です。
大まかな流れは以下の通りです(2017.02.28現在の情報です)。
前準備(10分)
①「Air Shou」をインストール
撮影
②「Air Shou」で動画を撮影・保存
編集(5分)
③iMovie・Rotate & Flipを利用して動画を編集できる形式に変換する
①「Air Shou」をインストール
※iOSのアップデートに伴い、若干インストール方法が変わっているみたいです。詳しくは「AirShou インストール」などで検索して、適宜インストールしてください。
AirShouはApple非正規のアプリのため、AppStoreではなく開発者のサイトから直接インストールする方法をとります。こちらのサイトから下記の流れでアプリをインストールします。
このままだとアプリを開こうとしても「信頼されていないエンタープライズ開発元」と表示され、利用することができません。iPhoneの「設定」→「一般」→「プロファイルとデバイス管理」から「〜Technology CO.Ltd」を選択して開発元のアプリの利用を許可します。
以上でAirShouが使える状態となりました。
②「Air Shou」で動画を撮影・保存する
アプリを開き「録画」→「次のステップ」をタップするとAirShou側の準備は完了です。(カメラ、マイク、写真へのアクセスは許可してください)
AirShouの設定が完了している状態で、撮影したいゲームアプリを立ち上げます。
撮影開始するときは、「AirPlayミラーリング」の「AirShou」をタップした瞬間から撮影が開始されます。終了したい場合は「AirShou」のアプリを起動して、「中止」をタップします。これで撮影は完了です。
注意点として、AirShouではiPhoneから直接音源を取得することはできません。ゲームの音量をあげてマイク経由で音源を録音する必要があります。静かな場所で撮影しないとノイズが入ってしまします。
撮影した動画は右上の「再生マーク」から再生することができます。この画面上で「写真に保存」をタップするとiPhoneのカメラロールに動画が保存されます。
③動画を編集できる形式に変換する
撮影したAirShouの動画はこのままだと編集ができません。
AirShouの動画には、キーフレーム(動画にとっての目次のようなもの)が存在しないため、動画をカットしたり途中から再生することができないのです。
編集するためにはiMovieで一度開いて保存し、キーフレームをつける必要があります。
※iMovieはiPhoneに標準搭載されているソフトです。*2
まずはiMovieを起動し、AirShouで撮影した動画を呼び出します。
しかし、残念ながらiMovieは縦向きの動画編集に対応していません。そのため、一度横向きの動画にして保存する必要があります。
これで無事に編集できるキーフレーム付きの動画になりました。しかし、このままでは横向きなので、動画をみる上でとても不便です。
そのため、向きを縦に戻すために「Rotate & Flip」というアプリを使います。
使い方は非常にシンプルで、先ほど保存した動画を選択(Select)し、画面下部のボタンで向きを変更します。出力は右上の「Export」→「Save Video」よりできます。
これで、縦向きの編集可能な動画に変換できました。
あとは適宜編集して利用ください。(カメラロールでも不要箇所のカットは可能です)
AirShouを用いて撮影した動画例
AirShouを用いて自分が撮影した動画が下記です。
上部にバナーが表示されたり、ノイズが少し入っていますが、画質はとても綺麗です。
撮影後の編集(カット)も慣れれば5分以内に可能です。
ポケモン21周年おめでとうございます(^^)
— しぶ @ポケモンGO TL40 (@shibuya319) 2017年2月27日
ピチューがただ可愛いだけの動画です♪( ´▽`)#ポケモンGO#PokemonDay pic.twitter.com/ZQtnRwRuBB
以上がiPhoneでの動画撮影の方法でした。動画撮影を通して、皆さんのポケモンGOライフがより充実したものになれば幸いです(^^)
わからない点があれば、より詳しく書かれている下記の参考リンクをご覧ください!
また、もっと良い方法をご存じの方は、お手数ですがtwitterまでご連絡いただけますととてもありがたいです。
それではみなさん、楽しいポケ活を!
参考にしたサイト:
①iPhoneのスクリーンショットを動画で撮影する方法まとめ──アプリ・PCによる画面の録画 | アプリオ
②画面を録画できるアプリ「AirShou」のインストール方法 | Tatsu Blog